スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --:-- 
スポンサー広告 | Top ▲

長男が生まれるまでのこと

長男は、妊娠7か月の頃に心疾患があることがわかりました。


妊娠中期に妊婦健診で通っていた婦人科の医師から、

「背骨がエコーにかかっていて見えにくいだけかもしれないけれど、

赤ちゃんの心臓のお部屋が4つに分かれているか確認しにくいので、

念のため出産予定の病院で早めに診察を受けてください」

と言われました。


出産予定の総合病院で診察を受けると、担当の医師からは「エコーで診る限り特に問題ない」と言われたのですが、医師の判断で念のため専門医のいる大学病院で検査してもらうことになり、紹介状を持って大学病院に行きました。


大学病院では、出生前診断を専門にしている産科の医局長が診察をしてくださって、長男の心疾患が判明しました。

同じ心疾患をもって生まれてくる方の中には生まれるまで疾患があることに気づかない赤ちゃんがいたり、生まれてた後の1カ月健診で判明することもある病気だそうで、出生前に診断を受けられたことはとても幸運なことでした。


新生児の心疾患は100人に1~2人の割合でみられる病気であり、決して珍しいことではないこと。

長男の場合は、心疾患の中でも特殊なケースではありましたが、現代の医療技術なら手術さえ成功すれば十分に助けられるチャンスのある疾患だと医師から説明を受けていました。

染色体の異常ではないので、知的障害を伴うことはない。(手術中に血栓が脳につまるリスクはある)

心臓に問題があっても胎児のうちは私の胎盤をとおして血液循環しているので、おなかの中で亡くなってしまう可能性は低い。

すべての手術が成功すれば、普通に成長して、普通の学校に進学して、普通に大人になって、普通に生活できるようになる。

オリンピックの選手になるのは難しいけれど、運動制限なく体育会系の部活に入ることもできる可能性も十分にある。

もしも女の子なら結婚も出産もできると主治医から聞いていました。


心臓のことがわかった時、正直なところかなり落ち込みました。

ブログを読んでくださっている方ならお気づきかもしれませんが、5月にブログの更新が一時的に止まったのは、このことが原因でした。

心配からかおながが張ってしまったり、体調もすぐれなくて、何も手に着かなくなりました。


ずっと欲しかった赤ちゃん・・・

お腹のなかですくすく成長している赤ちゃん・・・

何があっても私が守る。

そう心に決めていました。


小児心臓外科のある大学病院で優秀な医師やスタッフのみなさんと設備の整った環境で出産できることに感謝しました。

数十年前なら助からなかった病気ですが「今」私のところに生まれてきてくれるということには何か理由があるはず。

この子は、助かる為に私のところに来てくれたんだ。

そう信じていました。


出産前、妊婦健診の他に小児科の胎児心エコー外来を受診して、出産に備えていました。

計画分娩になったのも、平日の日中に出産してスムーズに長男を小児科にバトンタッチできるようにする為です。

少しでも異変があれば、また、出産に時間がかかるようであれば帝王切開になる予定でした。

出産時は、小児科医の立ち会いのもと、すぐに検査をして処置・対処できるよう、万全の準備をしていただいていました。


心疾患のことはとても心配していましたが、医療技術の進歩で助かる病気になったのだから、素人の私が心配しすぎるのはやめよう、医師と病院にまかせようと思いました。


私が心配したところで、心疾患がなくなるわけではないのですし、心配するより生まれてからの楽しいことを考えよう、そう思っていました。


「きっと大丈夫、安心して生まれてきてね。」

毎日おなかに話しかけていました。


お腹を蹴られて痛くても元気な証拠。

長男の推定体重は臨月前に2000gを超えて十分に手術できる大きさまで育ちました。


生まれてすぐに手術を受けなければいけないので、しばらくは退院できないけれど、長い人生で考えれば数カ月なんて一瞬であり、きっと良い思い出になるはず。


この子が成人したとき、

結婚する時、

子供を授かった時、

生まれてから病院で過ごした時の話をしてあげよう・・・


いつかきっと「あの時は大変だったのよ」って笑いながら話せる日が来る。


そう思っていました。


スポンサーサイト

2013/09/21 06:00 
長男のことComment(6)Trackback(0) | Top ▲

コメント

1. 無題

ひつじママさん、おはよう。
眠れていますか?
心配です。
昨日は一日中、天国にいる息子さんのご冥福を祈っていました。
私とたくさんのブログともだち、それから
読者のみなさんの思いはひとつです。
みんなひつじママさんを想ってますよ。
哀しみはすぐには癒えないかもしれないけど
こうやってブログに書くことで、ひつじママさんの哀しみが少しずつ消えていけば。。
また来ます。


No:3601 2013/09/21 07:37 | りりぃ♪ URL編集 ]

2. 覚えてますよ

更新が止まった時がありましたね。
予約投稿の記事がなくなったから・・・とおっしゃっておられてて、その時はつわりでおつらいのだと思っていました。

なかなかブログという媒体の中で、どこまで書いていいのか、悩まれることもあると思います。

お腹にいるときから、わかってらしたんですね。
生まれるまで、本当に心配だったことでしょう。

あんなに楽しみにされていたのに・・・

それを思うと、やりきれないです。

天国で、神様にいっぱい愛されることを祈ってます。


No:3602 2013/09/21 10:33 | あすみん URL編集 ]

3. 無題

日々の忙しさにおわれてなかなかコメントできなかったのてすが、毎朝通勤中にひつじママさんのブログを読むのが日課でした。
同じーワーキングマザーとして毎日ブログを書くひつじママさんを心から尊敬していました。
このたびのこと本当になんといっていいのか・・・
どうかご自分を責められませんように。
ゆっくり休まれてくださいね。


No:3604 2013/09/21 14:58 | すけこ URL編集 ]

4. 無題

はじめまして。いつも楽しみにブログを拝見していました。今回は、素通りできず…。

私の妹も2か月前に8カ月で死産しました。妹は、体は回復しましたが、心がまだついていかないといいます。ほかの妊婦さんを見るとどうしても涙が出てしまったりと心の傷がまだまだ癒える
のにはもう少し時間がかかりそうです。

ひつじママさん、長い間たくさん頑張られましたね。なので、もう無理をして頑張らなくてもいいと思います。
陰ながら、ひつじママさんが少しずつ、ゆっくりと
前を向いて歩いて行けたら…と思っています。
応援しています。


No:3606 2013/09/21 22:01 | 44161120 URL編集 ]

5. 無題

そんな背景があったんですね…。

私自身、生まれるまで心疾患があることが分からなかったタイプです。(35年以上の医療、田舎のクリニックということもありますが…)

きっと、計り知れないほどの不安や戸惑いがあったと思います。


悲しいですね、悔しいですよね。でも、どうかご自分のことは責めたりしないでくださいね。

息子さんのご冥福を心よりお祈りします。


No:3607 2013/09/21 23:35 | リラッリエ URL[ 編集 ]

6. 無題

ひつじママさんの
お体の具合はいかがですか?

ご長男君も全力で生きて、
ひつじママさんのもとに生まれてきて
幸せだったと思います。

ただただ、
ご冥福をお祈りいたします。



No:3608 2013/09/22 01:01 | rerihara URL編集 ]

Top ▲

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | Blog Top | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。